任意のファイルリストを、プリファレンスの HTML 書き出し設定を基にして、HTML ページに書き出すことができます。書き出された HTML ページには以下の2種類があります:
さらに、ImageViewer-J で生成される HTML は、ユーザーの希望に合わせて仕様をカスタマイズすることが可能です。 カスタマイズ設定については、以下のリンクを参照してください:
カタログあるいはファイルリストは、一連の HTML ファイルに書き出すことができます。これにより素早く画像を切り替え、表示することができるホームページ全体(サイトとも呼びます)を簡単に作製することができます。例えば、ImageViewer-J に添付されているサンプル画像を使って、画像を複製して HTML ページを作製すると、以下のようにホームページ全体を一括作製することができます:
画像を複製したHTMLページには、以下の内容が含まれます:
- <名称>.html - リスト内の全画像ファイルへのリンクを持った目次ファイル。<名称>部分には、プリファレンスで指定したメインファイルのファイル名が入ります。
- <名称1>.html - リスト内の一部あるいは全部の画像ファイルへのリンクを持つ“コンタクトシート”またはプレビューリストです。<名称1>部分には、プリファレンスで指定したメインファイルのファイル名にコンタクトシートのページ番号が追加されて入ります。
- <名称>.html - 実際の画像を表示する個々のファイル。<名称>という部分には、画像の名前が入ります。
- Imagesフォルダ - <名称>.jpg.html ファイルに表示される、実際の画像が収められています。
- Previewsフォルダ - Images フォルダ内に収められた画像のプレビューが保存されています。
注意:Images フォルダへ画像がコピーされる場合、TIFFからJPEGなどへのファイルフォーマット変換は行われません。一連のファイルのフォーマット変換が必要なら、バッチ処理を使ってください。
画像を複製した HTML ページを作製する場合:
- “ファイル > リスト保存 > HTMLページ(画像複製)”を選びます。
注意:HTML ファイルの見た目や設定は、HTML#1およびHTML#2で指定/変更できます。
HTML ファイルを画像ファイル自体と同じフォルダに保存することもできます。これは CD 上の画像をブラウズするために HTML ファイルを作製する場合に便利な機能です。例えば、ImageViewer-J に添付されているサンプル画像のカタログファイルから HTML ページを作製すると、以下のようなホームページを構築することになリます:
画像を流用した HTML ページには、以下の内容が含まれます:
- <名称>.html - リスト内の全画像ファイルへのリンクを持った目次ファイル。<名称>部分には、プリファレンスで指定したメインファイルのファイル名が入ります。
- <名称1>.html - リスト内の一部あるいは全部の画像ファイルへのリンクを持つ“コンタクトシート”またはプレビューリストです。<名称1>部分には、プリファレンスで指定したメインファイルのファイル名にコンタクトシートのページ番号が追加されて入ります。
- <名称> - 実際の画像を表示する個々のファイル。<名称>という部分には、画像の名前が入ります。
- <名称>.html - 画像を表示する HTML ファイル。
- <名称>.pvw.html - 画像ファイルのプレビュー。
画像を流用したHTMLページを作製する場合:
- “ファイル > リスト保存 > HTMLページ(画像流用)”を選択します。
注意: HTML ファイルの見た目や設定は、プリファレンス#1およびプリファレンス#2で指定/変更できます。
プリファレンスの“HTML書き出し”の設定内容を変更することで、書き出される HTML ファイルのカスタマイズが可能です。以下の項では、これらの設定について説明します。HTML ファイルを変更する場合:
- 編集メニューから、“プリファレンス”を選択します。
- プリファレンス・ポップアップメニューから、“HTML#1”を選びます。
画像へリンク:
画像へリンク・ポップアップメニューで、HTML インデックスに表示される画像および画像のページがどのように保存されるかを以下の選択肢から選択指定します:
- 画像へ直接:画像用のHTMLページ(画像ページ)は作成されず、画像に直接リンクされます。
- 画像ページへ:画像用のHTMLページ(画像ページ)が作成され、これらのページへリンクされます。
- 画像ページ(テーブル)へ:画像用のHTMLページ(画像ページ)が作成され、これらのページへリンクされますが、画像はテーブル内に配置され枠線で囲われた状態になります。
インデックスページ:
“インデックスページ”項目内の設定を使って、HTML インデックスページを作製する際に使われる HTML テーブル属性を指定します。
画像ページ:
“画像ページ”項目内の設定を使って、画像用のHTMLページを作製する際に使われる HTML テーブル属性および表示される画像情報を指定します。
表示:
“表示”項目内の設定を使って、HTML ページ内に表示される情報を指定します。対象としては、ファイル名、ファイル領域、そしてファイルサイズとなっています。
カラー:
“カラー”項目内の設定を使って、HTML ページを作成する際に初期設定の HTML カラーを設定します。これは、背景、テキスト、リンク、アクティイブリンク、そして訪問済ページ、から成っています。初期設定色を変更するには、カラー設定の右にあるサンプル部分をクリックします。
ヘッダコメント設定/フッタコメント設定する場合:
“ヘッダコメント設定”あるいは“フッタコメント設定”ボタンをクリックし、HTML のそれぞれヘッダあるいはフッタ HTML ページ内に表示されるコメントを指定します。コメントテキストはHTMLページに書き込まれ、他のHTMLエディタで編集することが可能です。
プレビュー作製:
このオプションがオンだと、ImageViewer-J は、HTML ページ作成中にプレビューファイルも書き出します。このオプションがオフだと、“コンタクトページ”は実際の画像ファイルそのものをプレビューサイズに縮小して表示するので、表示に非常な時間がかかる場合があります。
プリファレンスの“HTML#2”の設定内容を変更することで、書き出される HTML ファイルのカスタマイズが可能です。以下の項では、これらの設定について説明します。HTML ファイルを変更する場合:
- 編集メニューから、“プリファレンス”を選択します。
- プリファレンス・ポップアップメニューから、“HTML#2”を選びます。
メインファイル名:
“目次”ページのファイル名を指定します。目次に続く“コンタクトシート”ページのファイル名は、このファイル名にページ番号を拭かしたものになります。
目次ページ:
このオプションがオンだと“目次ページ”を作成します。このページは、すべての“コンタクトシート”ページと画像ページへのリンクを持っています。
画像リンク:
このオプションがオンだと、画像ページから目次/戻る/前/次などの他のページへのリンクを書き出します。
テーブルページ:
このオプションがオンだと、“コンタクトシート”ページが作成されます。
スライドショーでの画像表示間隔:
このオプションがオンだと、各画像ページを表示切り替えするコードを書き出します。これにより指定した秒数経つと次の画像が表示されます。
</TITLE>の後ろに以下のテキストを追加:
このオプションがオンだと、下の入力フィールドに入力したテキストをTITLEタグの後ろに挿入します。これによりスタイルシートを指定できるようになります。